2017年06月18日

野党の怠慢

通常国会が閉幕したわけだが、今国会ほど野党の怠慢が目立つ国会もなかった。

「テロ等準備法案」など国家・国民にとって重要な法案が議論の俎上に上げられながらも野党は本質的かつ建設的な議論には応じず、したことと言えば「森友・加計」と無理筋のスキャンダル狙いによる審議妨害、遅延工作ばかりであった。そのことを数多の国民は冷めた目で見ているのだが、肝心の当事者は全く分かっていないようだ(日経電子版)

(前段略)
> 「森友学園(大阪市)問題に始まり、加計学園に終わった国会だった」。自民党男性議員は充血した目でこう振り返った。「どちらも本質では政治スキャンダルになるような話ではない」と言いながらも、「謙虚に説明していればこんな騒ぎにはならなかったはずだ」。政権幹部の対応への不満が口をついた
>同党の女性議員は「(文部科学省が再調査に追い込まれるなど)後から取り繕う形になったので何か悪いことがあるかのように思われてしまった」と不満げ。「官邸はもう少し丁寧に国民に接してほしい」と注文をつけた
>野党議員の顔にも不完全燃焼感が漂う。民進党の男性議員は「与党答弁には謙虚さがない。ヤジと怒号ばかりで本質的な議論ができなかった」と憤ったが、「国会は数の論理。我々も世論の後押しを得ていかなければいけない」と自らを戒める。別の同党男性議員も「もう少し追及が必要だった」と反省した
>別の野党の女性議員は「(2009年の)政権交代前夜にあったような熱気が野党にない。一人ひとりがもっと熱くなって、役所に乗り込むくらいの気持ちがないと」と歯がゆさを口にした
>国会論戦はこの日で終わるが、23日には都議選の告示を控える。関係者は一連の審議の影響を図りかねている
(以下略)


与党側は無理筋の論理でスキャンダルを捻じ込んでくる野党を軽くあしらえると思っていたのだろうか。ただ「安倍憎し」で政策も正義もない野党は「森友・加計」で押すしかなく、マスゴミも「ニュース」になればいいのでこれを煽ってきた。

その実相を認識し、もう少し先手を打って堂々と丁寧に説明していれば野党に付け込まれることもなく、却って野党の出鱈目ぶりが早く国民各層に周知されたのではなかったか。

野党の対応は無能を超えて議員として怠慢、否意図的な無作為という意味では国民に対する背信レベルであった。

もとより「数の論理」で政治が動くことは分かり切ったことである。「テロ等準備法」も成立は時間の問題であった。俺は「テロ等準備法案」を是とし新たな時代の組織テロに備えるには必要不可欠なものと認識しているが、同時に「両刃の剣」的な側面があることも承知している。

であれば、野党のすべきことは徒にこれを妨害することではなく、法が適用されると想定される具体のケースをできるだけ多く取り上げ、政府与党の見解を引き出すことであったはずだ。

その件数が多ければ多いほど、将来、法執行の現場での判断に恣意性が入る余地が少なくなり濫用にブレーキをかけることができ、延いては一般国民を守ることになる。それが立法府の一員である野党のなすべき最大の仕事ではなかったか。

しかし今国会の野党の姿を見るに、本島にこの法案の重要性を認識していたのかと疑問に思わざるを得ない。

もし仮に将来、独裁的な政権が誕生して「普通の国民」が濫用の犠牲になることがあったとすれば、その責任は野党議員にも問われなければならない。

そのような認識もなく「世論の後押し」を期待できるはずもないし、「役所に乗り込む」熱気があってもただの空回りで終わる。野党諸氏の猛省を望む次第である。
posted by 三四郎 at 15:18| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

ロンドンの深い闇

ロンドンの高層住宅火災は死者が70人に達するという。行方不明者も相当いるようで、火災としては近年稀に見る大惨事である。

ここは公営住宅で住民の多数が低所得者層だというから尚更悲惨だ。TV報道ではアラブ系と思しき市民が多く映っている。そのこともあって、政権に対する風当たりは強いようだ(@niftyニュース/TBS)

>ロンドンで起きた高層住宅火災で、地元メディアは犠牲者は70人以上に達するとの見方を報じました。一方、行政の対応に怒った住民など数百人が地元の役所になだれ込みました
>ロンドンの低所得者向け高層公営住宅で起きた火災では、これまでに30人の死亡が確認されていますが、複数の地元メディアは「犠牲者が70人以上に達する見通しだ」と伝えました
>こうした中、火災が起きた地区の役所に数百人の住民らが押し寄せました
>「正義を、正義を」(住民)
>住民らは以前から求めていた防火対策が施されなかったことや、改修工事で燃えやすい外壁が取り付けられたことが被害の拡大を招いたと抗議の声を上げ、低所得者が見殺しにされたと訴えました
>「多くの犠牲者を出した責任を誰かが負うべきです。これは殺人です」(デモ参加者)
>メイ首相は火災の被害者のためおよそ7億円の支援を行うと約束しましたが、訪れた避難所でやじを浴びる一幕もありました


メイ首相にとっては先の選挙での敗北に続いての「災難」でさしずめ「不幸の女神」にとりつかれたような感じだろう。

TV報道で件の外壁について説明していたが、可燃性の断熱材を耐火性の非常に低いアルミ外装で覆う工法が採用されていたようだ。今時こんな設計、施工など英国のような先進国では考えられない。

況して役所が供給する公営住宅である。当然英国にも建築に関する法律やガイドラインが整備されているわけであり、どこよりもこれらを順守しなければならないはずだ。しかももともと古い建築で、構造や防火設備の面で今日の基準からみれば不足や欠陥だらけだったらしい。

それがこの事故である。公営施設として性能をアップデートする努力を行政が怠ったことは明らかであり、外壁工事について言えばどこかでだれかが意図的に手抜き工事をしたのでは、と考えるのは自然なことだ。

今回の火災はその意味で人災ともいえ、改修工事のプロセス検証の結果次第では行政による低所得者層の切り捨てという醜悪な現実に直面しないとも限らない。

他国のこととはいえ犠牲者、遺族の怒りは想像に難くない。今はご冥福を祈るばかりだ。
posted by 三四郎 at 16:08| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

大概にしとけ

韓国がこれだけ露骨な反日活動を継続していてもなお、「日韓友好」を口にする政治家がいる(@niftyニュース/読売)

>自民党の二階幹事長は10日訪韓し、木浦市の「金大中キムデジュンノーベル平和賞記念館」を視察した
>歓迎式典も開かれ、二階氏は「韓国と日本は一番の友好国であることを互いに後世に伝えていかなければならない」とあいさつ、冷え込んでいる日韓関係の改善に意欲を示した。式典には二階氏と長年交流のある野党「国民の党」の朴智元パクチウォン・前代表も出席し、「不幸な歴史を反省し、消化するよう、今後の両国の友好関係を築くために努力する」と語った


「長年の交流」の過程で利権かハニトラか、何があったのかは知らん。しかし「日韓が一番の友好国」などということは、歴史上この方一度でもあっただろうか。まして今この状況で日本が韓国に言うべき言葉では少なくともない。

歪んだ反日教育を継続し、東京五輪招致では悪質な妨害工作を行い、思い付きで旭日旗に難癖をつけ、「日本海呼称」を執拗に攻撃し、「慰安婦合意」を反故にしようと画策し、竹島を一方的に不法占拠し、窃盗した仏像さえ返還せず・・。

そんな国に言うべき言葉はただ一つ、「大概にしておけ。これ以上日本に甘えるな」ということだけだ。二階がどう思おうと、少なくとも俺はあの国を友好国とは一切思っていない。自民党も「大概にしておけ」。
posted by 三四郎 at 15:53| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする