>千葉、埼玉両県の利根川水系にある浄水場で処理した水道水から、国の基準値を超すホルムアルデヒドが検出された問題で、取水を停止した浄水場から給水を受ける自治体では19日、断水などが相次ぎ、市民生活に影響が出た
>自治体は給水車を出動させるなど対応に追われ、市民には「こんな状態がいつまで続くのか」と困惑が広がった
>上花輪浄水場の取水が停止になった千葉県野田市では、午前9時半過ぎから約4万6000世帯が断水した。同市は地下水による給水活動を開始したほか、病院などにも給水ポンプ車で水を運搬。給水場には鍋やポリタンクを手に、突然のトラブルに困惑する住民らが次々と訪れた
>同市中根の中根配水場では断水直前から、給水活動が始まった。同市野田のタクシー運転手高藤恵信さん(60)は、「風呂の水をためている途中で断水になった。東日本大震災後に買い置きした飲料水があるので、トイレ用の水を取りに来た。いつまで続くのか」とため息をついた
>同市中根の中華料理店員永井崇之さん(32)も「開店準備の途中に蛇口から水が出なくなった。このままだと臨時休業するしかない」と困り顔だった
>18日夜に取水停止となった行田浄水場から給水を受ける埼玉県久喜市。給水は19日朝に再開されたが、市は炊事や洗濯で水の使用が増える時間帯に合わせ、防災無線で節水を呼びかけた。断水や病院の水不足に備え、水1トンを積んだ給水車1台の出動態勢を取った。水道水の9割を庄和浄水場に頼る同県春日部市も、「今後水が出にくくなる可能性も考えられる」として、防災無線などで節水を呼びかけている
人生初の「水待ち行列」は折からの夏日の日中、防災井戸のある小学校の校庭で2時間、かみさんと2人でポリタンクを持って並んだ。埃まみれになりながらも風呂も使えない。昨日までの残業続きの体には応えた。
実のところ、311以降、浴槽には常に水を残しておいたのだが、のど元過ぎれば何とやらでこのごろはサボるようになっていた。まさに災難は忘れたころにやってくる、を地で行った形になった。
どうも群馬県内の利根川の支流あたりに原因がありそうだというのが行政の見方だ。しかし地震等と違い化学反応物質が原因であれば明らかに人為的なものなのだろう。一刻も早く原因を特定し元を絶ってもらいたい。
夏の電力不足ばかりに耳目が集まっていたが、思わぬところで「備え」に対する意識を覚醒させられたよう無気がする。
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