2015年09月06日

木偶人形

「木偶人形」−おそらくこういう人物のためにある言葉だろう。日本はもちろん国連内部にも異論がでていた潘事務総長の「抗日戦争勝利記念祝式典」出席。同氏はこれを「歴史直視が主目的」と正当化するばかりか、「国連は中立ではない」と言い放ち完全に開き直っている(楽天ニュース/時事産経

>国連の潘基文事務総長は5日までに、中国国営中央テレビのインタビューを受け、中国共産党・政府が北京で行った「抗日戦争勝利70年」記念式典への出席に日本政府が「中立であるべきだ」と懸念を示したことに関し、「歴史を直視し、さらにすばらしい未来に期待するというのが、私の訪中の最も主要な目的だ」と述べた。その上で「(私は)公平・公正だ」と正当性を強調した
>潘氏はさらに「この盛大な式典に深く心を揺さぶられた」と、記念式典の軍事パレードを絶賛。「戦争終結の記念は非常に重要であり、私は中国国民が第2次大戦中に払った犠牲と貢献を十分に承知している」と語った(以上時事)

>国連の潘基文(パンギムン)事務総長は5日付の中国の英字紙チャイナ・デーリー紙上で、中国の抗日戦争勝利70年記念行事に出席したことに日本政府などから批判が出ていることについて、「過去から学び、よりよい未来を目指すことが、今回の訪中の主たる目的だ」と述べ、自らの判断を正当化した
>菅義偉(すがよしひで)官房長官は潘氏の出席について「国連は中立であるべきだ」などと不快感を表明していた。潘氏は「国連事務総長や国連の組織は中立でなければならないという誤解がある。国連は公平な組織だ」と反発。事務総長に求められるのは「中立性」ではなく「公平性」だと居直った。勲章を下げた老兵の姿が式典で印象に残ったとする潘氏は「彼らの貢献と犠牲を忘れてはならない」と強調。「過去から正しく学ばなければ正しい方向に向かうことは難しい」と中国に迎合した(以上産経)


あまりに斜め上すぎてどこから突っ込んだらいいのか分からないほどだ。歴史を直視というならば、第二次大戦後に中国が国の内外で犯した侵略や弾圧や軍事紛争も批判されなければならないはずだ。況してや潘氏の出身国にとっては交戦国であり、半島分断の一方の主役でもある。

さらに言えば「中立」ではなく「公平」など、言葉遊びの詭弁でしかない。国連の「中立性」は、実態はともかく国連憲章にも明記された理念であろう。これを現職の事務総長が言うということは自己否定以外の何物でもあるまい。

しかものこのこ北京に出かけて独裁国家の元首らとともに、現在進行形でアジアに緊張をもたらしている軍事力のデモンストレーションに自ら参加してこれを絶賛しているのだ。完全に中共プロパガンダに加担しており、もはや平和と秩序を守る国際組織のリーダーとしての責任を完全に放棄したものと言わざるを得ない。

米国メディアが「史上最悪の無能事務総長」と揶揄していたが、これはもう無能のレベルを超え、己の職責すら自覚していない愚物というしかない。日本は同氏が事務総長にいる間は分担金拠出を拒否するくらいの対応をすべきではないか。
posted by 三四郎 at 12:24| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする