2015年09月13日

日本の仕事

尖閣諸島海域で赤珊瑚を密漁していた中国人が起訴されたというので、日本政府も仕事しているなと思っていたら何のことはない、起訴したのは中国当局だったというオチだ(Nifty news/時事)

中国船のサンゴ密漁が沖縄県・尖閣諸島周辺海域でも行われていた浙江省南部の楽清市の検察当局が、高価な赤サンゴを尖閣諸島沖で採取したとして、密漁船員19人を起訴した
>11日付の地元紙・銭江晩報などによると、楽清市公安は2014年12月、漁船3隻の船員19人をサンゴ密漁の疑いで拘束。市検察は、14年2月から尖閣諸島海域で赤サンゴ計30キロ以上を採取した罪で起訴した。市場価格は1000万元(約1億9000万円)以上という
>中国サンゴ船をめぐっては、14年に小笠原諸島沖での大規模な密漁が問題となったが、九州や沖縄周辺海域でも摘発されたことがある


もちろん中国当局が日本のためにやるわけがない。尖閣諸島が自国領土という前提のもと、「国内法で国内犯罪を裁いている」というスタンスなわけだ。だから押収した珊瑚を日本に「返す」こともない。

こうした事例が既成事実として蓄積されていくと、中国が尖閣海域を「実効支配」し秩序を維持しているという宣伝に使われるだろう。もし日本が実効支配しているのであれば、日本側が拿捕し乗員を逮捕、日本の国内法に従って裁く筈だからという理屈だ。

実際、海上で密漁船を漏れなく確保することは難しいだろう。中国船であれば当然中国に帰港するのだから、これを待って一網打尽にすればたやすい。それでも法執行した実績は残り、中共のプロパガンダに使えるから密漁者は所属がどうあれ本質的にある種の工作員だ。

こういう事実を日本政府は看過すべきではない。少なくとも日本領海で密漁した船員たちの身柄引き渡しと珊瑚の返還を求める姿勢は示すべきではないか。

相も変わらず日本は甘い。
posted by 三四郎 at 16:28| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする