2015年11月16日

ISの狙い

フランスは13日のの同時多発テロをISの犯行と公式に認めた。欧米、ロシアの攻撃で締め上げられ、じり貧になっているのではないかと、俺などはたかを括っていたのだが、連中の狙いが透けて見えるようなニュースがあった(読売電子版)。

>パリで13日に起きた同時テロは企業や個人の経済活動を萎縮させ、世界の金融市場に悪影響を与える可能性がある
>世界経済は中国の景気減速や米国の利上げなど懸案を抱えており、今回のテロは新たな不安材料となりそうだ
>「短期的に300円程度、値下がりする可能性がある。物流が滞り、欧州全体の景気回復が遅れるだろう」。大和証券の木野内栄治氏はテロの影響をこう予想する
過去の大規模なテロ事件は、株価の下落につながった例が多い。2001年の米同時テロの際は日経平均株価(225種)が約680円下落した
>東京株式市場は国内企業の中間決算が好調だったことや為替相場で円安が進んだことが好感され、日経平均は11月4〜12日まで7営業日続けて上昇していた。直近では1万9700円近くまで上昇し、「近く2万円台を回復する」(アナリスト)との見方が出ていたが、テロが回復基調に水を差す可能性がある


軍事力ではまともな国家の正規軍にかなわぬ以上、これを弱体化させるには経済面から攻めるのが有効だ。

考えてみれば、最近エジプトで発生したロシア旅客機爆破テロも、旅行客需要を激減させることで観光に経済を頼るエジプトを締め上げることができる。ISへの攻撃を公言するロシアへの報復も兼ねられ、まさに一石二鳥だ。

さらに国際社会に疑心暗鬼を生みヒト・モノの動きを鈍くさせれば世界経済は停滞する。それにより疲弊した国々の貧困層が拡大し、社会不安が増大すればISへの同調者もリクルートしやすくなる。彼らが国内外で新たな混乱と恐怖の火種となる。

まさに悪魔のスパイラルだ。世界はISを見縊っていないか。彼らは人類にとって癌であり、非常な速度で増殖、転移し始めているという認識が必要だ。
posted by 三四郎 at 07:00| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする