2016年05月04日

絶対関わるなよ

気が付けばもう2年後に迫った韓国・平昌五輪だが、施設建設の遅れやスポンサーの未決がいまだ取り沙汰されるなか、ここにきて何と大会組織委員長が辞任したという(@niftyニュース/TBS)

2018年に韓国で開かれる平昌冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会は3日、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)委員長が辞任したと発表しました
>財閥「韓進グループ」の会長も務める趙亮鎬氏は、傘下企業の「韓進海運」が巨額の負債を抱え経営危機に陥っていることから、その立て直しに専念するということです
平昌五輪をめぐっては、前の組織委員長も任期途中で突然辞任するなど混乱。韓国経済の低迷でスポンサーの確保が難航しているのに加え、施設建設の遅れなど課題が指摘されています。委員長の後任はまだ決まっておらず、残り2年を切った大会の準備に支障が出ることも予想されます
>趙委員長は、同じく「韓進グループ」傘下の大韓航空機の離陸を遅らせて「ナッツ姫」と呼ばれた趙顕娥(チョ・ヒョナ)氏の父親としても知られています


傘下企業の立て直しってあなた、そんなに危ない企業の責任者に組織委員長を任せていたのかと呆れるばかりだ。それ以前に既に2人目の辞任者ということを考えると、開催準備が遅々として進まぬ状況に焦りと責任追及の恐怖を感じて逃げ出したのではないか、と見えてくる。

この五輪を巡っては、日韓双方から「共同開催」の声が上がっては消え上がっては消えしている。自力開催に不安を感じて日本を頼りたいが正面から支援を求められない韓国と、日本側政財界の親韓派が阿吽の呼吸で雰囲気づくりを醸成しているように思う。

日本国民の一人として、特に声を大にして言いたいのは「絶対に関わってはいけない」ということだ。失敗すれば日本の責任、成功しても感謝はされず壮大なカン違いで「単独開催のほうがうまくやれた」と日本批判を展開するのが精々だ。

日本は東京五輪でいっぱいいっぱいだ。それでなくとも東日本大震災から復興しようとうところに追い打ちをかけるようにして発生した九州大地震に、人的経済的リソースを割かねばならない。とても他国の自立支援をしている場合ではない。

仮に共同開催なり支援要請があっても突き放し放置せよ。
posted by 三四郎 at 14:32| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月01日

おかしな国のおかしな報道

我が祖国・日本をおかしな国とは言いたくない。しかしこんな報道がされる国が他にあるのだろうかという意味で、やはりどこかおかしいと俺は感じるのだ(@niftyニュース/毎日電子版)

>下村博文文部科学相(当時)が昨年6月、すべての国立大(86大学)の学長に入学式や卒業式での国旗掲揚と国歌斉唱を要請した後、15大学が対応を変え、今春から国旗掲揚や国歌斉唱などを実施していたことが毎日新聞のアンケートで分かった。いずれも「大学として主体的に判断した」と答えた。うち6大学は文科相要請が学内議論のきっかけになったとした
>毎日新聞は4月、すべての国立大を対象に2015年と16年の入学式と卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱の実施状況などについて書面で尋ね、81大学から回答を得た。福島大、東京大、東京医科歯科大、福井大、政策研究大学院大は回答しなかった
>集計の結果、今春の式典で76大学が国旗を掲揚した。このうち弘前大、宮城教育大、信州大、和歌山大の4大学が大臣要請後に対応を変えていた
>一方、国歌斉唱は14大学が実施。このうち今春から始めたのは、愛知教育大、兵庫教育大、奈良教育大、鳥取大、佐賀大、北陸先端科学技術大学院大の6大学。また、宇都宮大、東京学芸大、東京海洋大、島根大、九州工業大の5大学は斉唱はしなかったものの、演奏や歌手による独唱という形で、今春から式典の中に国歌を組み込んだ
>回答があった81大学のうち、国旗掲揚も国歌斉唱も行わなかったのは、横浜国立、名古屋、京都、九州、琉球の5大学だった
>国立大の入学式などにおける国旗掲揚・国歌斉唱を巡っては、安倍晋三首相が昨年4月の参院予算委員会で「税金によって賄われているということに鑑みれば、教育基本法にのっとって、正しく実施されるべきではないか」と答弁した
>これがきっかけとなり、当時の下村文科相が同6月、国立大学長を集めた会議で「各大学の自主判断」としながらも、「長年の慣行により国民の間に定着していることや、国旗・国歌法が施行されたことも踏まえ、適切な判断をお願いしたい」と事実上の実施要請をした
>また、後任の馳浩文科相は2月の記者会見で、岐阜大が国歌斉唱をしない方針を示したことに対し、「日本人として、国立大としてちょっと恥ずかしい」などと述べた。一方で下村氏や馳文科相は「強制ではない」とも述べている
>小中高校の学習指導要領には、入学式や卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱が定められているが、大学は指導要領の対象外となっており、こうした決まりはない
国の介入に抵抗薄れ
>共栄大の藤田英典副学長(教育社会学)の話 国旗や国歌を尊重する雰囲気は自然に醸成されるのが望ましく、国が大学に要請することには違和感がある。国立大は2004年度の法人化後、資金力の差が広がっており、国からの運営費交付金の減額を心配して大臣の要請に反応した大学もあったのかもしれない。また、成果主義や説明責任を求める風潮の浸透により、国の介入に対する大学側の抵抗感も薄れているように感じる。独立性を高めるのが法人化の狙いの一つだったはずだが、逆に国への従属性を強めた面がある


まず強く疑問に思うのは、この記事の元になったアンケート調査はどういう意図もしくは必要性に基づくものなのかということだ。いったい日本国内にある日本の教育機関が、式典開催に当たって国旗を掲揚し国家を斉唱することのどこに問題があるというのか。

まして日本国の名の下に国民の税金で設立され、運営に当たっても少なからぬ税金が投入されている。自らが拠って立つ基盤たる日本国と国民に対し、尊重の念を示す儀礼として国旗を掲げ国家を斉唱することは、人間として思想信条を超越した当然の行為ではあるまいか。これを敢えて理屈を付けて忌避することにこそ、俺は強烈な違和感を感じる。

思想信条を超越した儀礼的行為であれば、大学の自主独立の精神を毀損するものでは全くない。まさかこれにより自主独立、自由が守られぬというほど、大学というのは安っぽく脆弱な組織なわけではあるまい。

後段の共栄大副学長という人物の指摘にも何かずれたものを感じる。「交付金の減額を心配」というが、それなら明確な根拠を示すべきだ。横浜国立、名古屋、京都、九州、琉球の5大学が明らかに他大学より理由もなく減額されている等の根拠があって初めて説得力をもつ。そうでなければただの憶測に過ぎない。

また「成果主義や説明責任を求める風潮の浸透により、国の介入に対する大学側の抵抗感も薄れている」というコメントも意味不明だ。国が大学に対し運営の成果や説明を求めることが常態化しているとして、それがなぜ「国旗掲揚・国歌斉唱」を抵抗なく受け入れることに繋がるのか。これまた単なる印象論にすぎず、「識者」のコメントとしてはお粗末と言うしかない。

こんなことがニュースになる日本、やはりまだまだどこかおかしい。
posted by 三四郎 at 11:56| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする