2016年06月18日

無力な国際社会を憂う

中国の海洋進出は近年目に余る状況になっている。日米や東南アジア諸国は「法の支配」を訴えるがどこ吹く風、「蛙の面に小便」そのままに、他国への領海侵犯や係争地の実効支配を進めている(時事電子版)

中国政府はフィリピンやベトナムなどと領有権を争い、軍事拠点化を進める南シナ海で観光業に力を入れている。地元当局幹部は、中国メディアに「(インド洋の)モルディブのような観光地にする」と表明。既成事実を積み重ね、中国の実効支配が強化されている
>水上飛行機による遊覧、釣りやダイビング、ロマンチックな結婚式。5月下旬に中国英字紙チャイナ・デーリーが紹介した南シナ海の観光メニューは南洋のリゾート地そのものだ。地元自治体である三沙市の肖傑市長は同紙に対し、観光が本格化した過去3年で約3万人の観光客が訪れたと説明し、「(今後も)島や岩礁の開発を進める」と明言した


関係国の抗議など犬の遠吠えと考えているのだろう。やはりこの国を黙らせるには「実弾」しかないのか。しかし中国経済の内実はどうあれ、目先の利益には抗しがたく、正面切ってことを構えようという国はない。

孤立主義に傾く米国の新大統領がトランプ氏となれば、中国は増々増長し、いよいよ尖閣諸島に向かって牙をむくだろう。日本政府も「調査」であれ「開発」であれ何でもいいので、尖閣諸島の実効支配強化を進めなければならない。

今の日本はこの島に公務員を上陸させることさえしていない。理由はどうあれそれでは自ら係争地と認めるも同じだ。日本の公人が日本でありながら足を踏み入れることができないという意味で、尖閣は「靖国化」しつつある。立ち竦むうちそれがいつか既成事実となることを真剣に憂うべきだろう。

政治的にであれ経済的にであれ、「待ち」の姿勢だけではあの国に対抗できない。
posted by 三四郎 at 17:38| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする