2016年10月02日

なりたくないんじゃないの?

佳境に入ってきた米国大統領選だが、最近トランプ氏の言動が一段とズレまくっているようだ(時事電子版)

ミス・ユニバース世界大会で優勝した女性に対する米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言が止まらない。共和党からは女性票だけでなく、大統領らしく振る舞えるか見極めようとしてきた男性の票も失いかねないといら立つ声が上がっている
>発端は9月26日の大統領選討論会。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が1996年にミス・ユニバースに輝いたアリシア・マチャドさんの話題を取り上げ、大会運営にかかわっていたトランプ氏がマチャドさんを「ミス子豚」などとののしったと暴露した
>トランプ氏は27日のテレビ番組で「彼女の激太りは大問題だった」と発言を正当化。30日早朝にはツイッターで「ひねくれヒラリーは最悪のミス・ユニバースにだまされた」と2人を中傷し、その後も「詐欺師にはめられるとは判断力がない」「(マチャドさんの)性的ビデオと過去を調べてみろ」と根拠のない書き込みをした


いかにも下世話な話で、米国の国政とは何の関係もあるまい。単にクリントン氏が話題にした一民間人を「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」のか知らぬが、執拗に中傷している。これが卑しくも大統領になろうという人物の言葉か。

もともと型破りの言動をする人物だったが、今は「歯に衣着せぬ」というレベルを超えている。保守、リベラルという思想信条以前に資質に問題があるのではないか。

もっともここにきて、同氏には脱税疑惑が浮上しているらしい(時事電子版)

>米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1995年の確定申告で9億1600万ドル(約925億円)の損失を申請し、税額控除があまりに巨額だったため、税制の抜け穴によって最高18年間にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があることが1日、明らかになった。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた
>同紙が入手した95年の納税記録によると、トランプ氏は米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの三つのカジノ経営や航空事業への参入、一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営がいずれも失敗したことで、90年代初めに積み残された損失の処理を通じ、桁外れの税制上の優遇措置を受けていたという
>この納税記録を解析した税理士らは、裕福な確定申告者に有利な税制のおかげで9億1600万ドルに上る損失処理が可能となり、18年間にわたる課税対象所得の相当額を支払わずに済んだと指摘している


記事の書きぶりでは必ずしも違法なのではないようだが、仮に大統領ともなれば最大級のノブレス・オブリージュを求められる。こんな話題が付きまとえば国政に専念どころではなかろう。

これまでの言動も、メキシコ国境に壁を作るだの、イスラム教徒を入国させないだのと、ポピュリズムに走りとても実現不可能に近い言葉を繰り返している。

この御仁、単に自らが目立ちたいだけで本当は大統領などという面倒な仕事はやりたくないのではないのか。最近そんな風に思えてきた。
posted by 三四郎 at 17:54| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする