2016年10月22日

切り取り報道

押しなべてマスゴミは自社の都合により事実を歪めて報道するものだ。捏造は最近あまり聞かないが(表ざたになっていないだけかもしれないが)、事実の歪曲や切り取りは常套的に行われていると感じる。

最近分かりやすいのは沖縄のデモ警備に派遣された大阪府警の警官が「差別発言」をしたとされる件に関するニュースだ。これなどデモ参加者の過激な行動に対する注意というプロセスがあったはずなのに、そこは完全にスルーされ「警察(日本政府)VS沖縄県民」の対立の構図に仕立てられている。

さらにこれに対する松井大阪府知事の発言に対する報道もまた意図的だ(朝日電子版)

>沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事現場に派遣された大阪府警の警察官が差別的な発言をした問題を巡り、ツイッターで「出張ご苦労様」と警察官をねぎらう投稿をした松井一郎知事は21日の府議会で、改めて発言内容を撤回しない考えを示した
>この日の府議会総務常任委員会で密城浩明府議(自民)が「大阪のリーダーとして、言ったらあかんことは言ったらあかんと諭すべきだ」と指摘松井氏は警察官の表現は不適切だとした上で「活動家の皆さんもあまりにも過激な活動をしている」と主張し、「一人を徹底的に社会から抹殺するようなたたき方をするのは違う。現場で一生懸命働いている機動隊に勤務ご苦労様だというのは当然だ」と持論を述べた
>さらに松井氏は、密城氏が事前に通告せずにこの質問をしたとし、「一部の偏った情報しかとらずに一方的な批判をする。議員として失格だ」と批判。委員会は紛糾し、約2時間半にわたって中断した
>府によると、府には21日午後5時までに電話などで1142件の意見がよせられた。「人権を考えない姿勢には賛同できない」という批判が6割で、警察官をねぎらう姿勢に賛同する意見も4割あったという

これ以前の記事においても「土人発言」ばかりが執拗に取り上げられ、そこに至る「市民」側の過激行為、違法行為はほぼ無視されている。「公権VS市民」の構図のもと、デモ参加者を「弱者」とし「正義」に見せかけようとしている感がありありだ。

松井知事の発言にしても、その趣旨を素直に受け止めれば「土人」呼ばわりを擁護も容認もしておらず、きちんと苦言を呈したうえで、行政府の長として現場の労苦に対し労うべきを労ったに過ぎない。このことをニュースにする意図は、あたかも「慰安婦問題」の如く自ら火をつけて県民感情を反政府に向けて煽り立てること以外にないのではないかと勘繰らざるを得ないものがある。

この種の問題には「抗議」「批判」の電話が寄せられるのはよくあることだが、「賛成」と表明するケースは少ないように思う。それが朝日報道でさえ「4割」もあるということは、一連の流れに疑問を持つ一般人はかなりいるということだろう。
posted by 三四郎 at 09:25| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする