2013年12月21日

対話不能半島

北朝鮮のNo2とその側近粛清の事情が一般紙に伝わっているが、それを読む限り前近代的な「暴君政治」の典型を見るようだ(読売電子版)

>北朝鮮で政権ナンバー2だった張成沢(チャンソンテク)朝鮮労働党行政部長が処刑されたのは、張氏の部下2人が、党行政部の利権を軍に回すようにとの金正恩(キムジョンウン)第1書記の指示を即座に実行しなかったことが契機になったと20日、消息筋が本紙に語った
金正恩氏はこれに激怒し、2人の処刑を命じ、国防委員会副委員長も務めた張氏らに対する一連の粛清が開始されたという
>部下2人は、同部の李竜河(リリョンハ)第1副部長と張秀吉(チャンスギル)副部長。消息筋によると、2人は金正恩氏の指示に対し、「張成沢部長に報告する」と即答を避けた。激怒した正恩氏は「泥酔状態」で処刑を命じたという
部下2人は11月下旬に銃殺され、驚いた2人の周辺人物が海外の関係者に電話で処刑を知らせた。韓国政府はこの通話内容を傍受し、関連人物の聞き取りなどから張氏の粛清が避けられないことを察知した。最終的に処刑された張氏勢力は少なくとも8人いたという


まるでローマ帝国の暴君か一頃のアフリカ独裁国家の元首を見るようだ。記事どおり「泥酔状態」で処刑を指示したとすれば、彼の国の統治機構は狂人の判断が基礎となっていることになる。「テロ国家」どころかもはや「国家」とさえ呼べないのではないか。

このような「集団」と「6カ国協議」などと称して「国家間」の話し合いなど土台無理な話で、「茶番劇」と呼ぶもおこがましい。しかも当事者を除けば「狂犬の飼主にして自らも誇大妄想狂」の中国、「同じメンタリティを持ち民主主義の仮面を被った幼児国家」韓国、「テロ支援の腹黒国家」のロシアと、脛どころか全身傷まみれの問題国が半分である。

加えて「世界の警察」役を忌避し、完全に威信と指導力を失ったオバマの米国では会議は開くだけ無駄というものだ。

日本は拉致問題があり完全に半島を無視することも適わないが、基本は南北ともに防衛と情報収集に徹し、支援や取引をする相手とは見做さないほうがよかろう。要は、まともな話のできる相手ではないという認識を持つことに尽きる。
posted by 三四郎 at 11:30| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 異文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 朝鮮が国家の態を為して居ない事は、金日成在命中に起こった、ラングーンテロ事件で、ビルマ訪問中だった韓国の閣僚十数名を爆弾テロで死傷させた首謀者が、朝鮮の後継者と指名されて居た正日であった事は、自らの犯行声明で明らかだった。

 当時の朝鮮政府の主である金日成が、その事件の収拾を諮る意志も示さず、随い、謝罪も、処分も何ら行わなかった時点で、韓国による報復攻撃の可能性に国民を曝したと言う事で、朝鮮政府とは名ばかりの、国民不在の犯罪者集団である事は確定している。

 然も、朝鮮は公に先軍主義=軍国主義を標榜しているから、国家が、自国民の生存権を最優先する組織に与えられる称号であるとすれば、自らその範疇には無い事を公言している事になる。

 亦、幾ら国連で、朝鮮が国家として登録されているとはいえ、朝鮮戦争自体「休戦中」なのであるから、敵性集団をワザワザ格上げして国家にする必要は無い。

 是では、訳出は「六者会議」であるべきである。

 NHKや朝日等が、殊更に「六カ国会議」として居るのに、朝鮮に対する阿り以上に、米国の親朝勢力への阿諛追従の類を感じる。
Posted by ナポレオン・ソロ at 2013年12月23日 11:50
ソロさん、こんにちは。

なるほど、「六者会議」で十分ですね。こんな集団が国連に加盟しているのですから、国連のレベルも知れたものです。しかし米国の「親朝勢力」というのも考えてみれば不思議な存在ですね。どういうメリットを享受しているのでしょうね。
Posted by 三四郎 at 2013年12月24日 13:53
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック