2015年10月29日

国連の杜撰体質

国連といえば最近は「世界歴史・記憶遺産」で関係国が紛糾し、いまや中韓人材に乗っ取られた観を呈しているが、もともとその運営はかなり恣意的で杜撰なもののようだ。

特に対日認識となると「従軍慰安婦」のクマラスワミ報告のごとき出鱈目がまかり通るなど、「声の大きい」者の意見をそのまま取り入れてその調査検証能力のお粗末さ、認識の浅さを露呈している。

そういう国連がまた、対日関係報告で出鱈目をやらかしたらしい(楽天NEWS/J-CASTニュース)

国連の児童ポルノ問題の専門家が「現在、日本の女子学生の30%が援助交際をやっている」と発言した
>本当だとすれば、驚くべき高い割合だが、こうした調査は最近行われていない。根拠のない発言は国際問題だ、という批判も出て、大きな波紋を広げている
国連「子どもの売買、児童買春、児童ポルノ」特別報告者のマオド・ド・ブーア=ブキッキオ氏は2015年10月26日、日本記者クラブで記者会見し、日本の子どもがさまざまな形の「性的搾取」の危険にあう可能性があると指摘。その上で「現在、女子学生の30%が援助交際をやっていると言われている」と述べた
>にわかには信じられない高い割合だが、会見で数字の根拠は問われず、ブーア=ブキッキオ氏からもどんな調査にもとづくのか説明はなかった
J-CASTニュースが日本の国連広報センターに確認したところ、実は「30%」ではなく「13%」の誤りだったと訂正された。通訳の勘違いということらしいが、本当かどうかは微妙だ
>また、会見で話した内容は彼女が日本滞在中に面会した関連団体などの調査にもとづくものだとしたが、具体的にどういう調査か把握していなかった。また、会見の内容はあくまで彼女の見解で、国連の正式なものではないという
>はたして、彼女は何を根拠にしているのだろうか。J-CASTニュースは女子中高生らの援助交際について実態調査を実施したのか、文科省や警察庁に問い合わせたが、いずれも把握していないという。東京都の教育委員会など関連しそうな部署にも問い合わせたが、回答は同様だった。「そんな調査が行われていると聞いたことはない」と語る担当者もいた
>ようやく見つかったのは、1996年東京都生活文化局の調査だ。男子を含む当時の中高生を対象にしたもので援助交際を経験したことがあると回答したのは3.3%だった。また97年のベネッセ教育研究所の調査では女子が対象で4.4%だった。どちらも今から20年以上前のものとはいえ、ブーア=ブキッキオ氏の発言とは大きな開きがある
>発言は波紋を広げている。参院議員の山田太郎氏(日本を元気にする会)は10月27日、自身のツイッターで「漫画、アニメの件も含めて追及していきます。これは国際問題です」と指摘。また、山田議員のサイトでは、「事実誤認であれば、きちんと事実を伝えることの約束を外務省の担当者から取り付けました」と報告している


根拠を説明できない発言を公の場で堂々と行って憚らない国連担当者とは何者だろうか。この人物の出自や意図、政治的背景の有無は不明だ。

従ってそれこそ憶測でしかないが、子供たちが日本で「性的搾取」に会う危険があるという表現が、何やら「従軍慰安婦問題」を連想させる意図を感じてしまう。悪名高き「クマラスワミ報告」を出した国連という目で見れば、そこには反日国の操作が絡んでいると疑わざるを得ない。

もしそんな関係は一切ないとすれば、改めて国連という組織の運営の杜撰さ、無責任さを世界に示したことになる。こんな組織に日本は多大の資金を拠出しているのだから、馬鹿馬鹿しいを通り越して日本のお目出度さに涙が出てくる。

「事実誤認であれば、きちんと事実を伝えることの約束を外務省の担当者から取り付け」るなど当たり前のことで、厳重な抗議とともに公式な謝罪声明を求めて然るべきだろう。

それとともに、調査検証能力の高度化中立化、関係人材の選考方法見直しなど、国連の機能改革を訴えることも必要だ。

もっとも、「戦勝国クラブ」にすぎない国連の改革など無理と割り切って、新たな国際的枠組みを有志と構築する戦略に早々に舵を切るほうが賢明かもしれぬが。
posted by 三四郎 at 08:05| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ソロです。
>>日本の子どもがさまざまな形の「性的搾取」の危険にあう可能性があると指摘。その上で「現在、女子学生の30%が援助交際をやっていると言われている」と述べた
 この報告の内容が、もし、1/100でも真実なのなら、日本の女性団体、特に主婦層が黙って居ないでしょう。 公の場で発表するのなら、明確な根拠を用意しなくては只の誹謗中傷だが、相手は国民で構成される国家なのである。 当然国民への侮辱と云う事になるダロウ。 そこら辺りの認識はできているのだろうか。 まぁ、国連事務総長が反日姿勢おおっぴらにしている組織ですから、こういう事にも歯止がきかないのでしょうね。

 そうはいっても、日本で援助交際と云う現象が起こって居ない訳ではありません。だから、前出の女性団体の自主的な
「子供を護る運動」が、現実に行われているワケです。 具体的には、都市部の繁華街をパトロールして、ローティーン世代を主に。帰宅を推進する活動なども、民間主導で主婦層がメインになっている。 ダカラ、米国の様に、10代の未婚の母が社会問題化するほどの顕在化は見られないし、そういう集団が「子連れ」が故に起こる、不遇故の子供の虐待・育児放棄〜死亡事故に至るなどの重大事案に及ぶと云った事象報告は、刑事事件だから時折ニュースになる程度であり、決して頻繁に起こって居る訳ではないのである。

 だが然し、こういった日本社会への誹謗中傷は、日本側の反日団体から問題提起されている場合が多いと云うのは、日本の戦後社会構造が、GHQが創り上げた、伝統的道徳観の破壊〜欧米的価値観への誘導に置かれたママだからではないのかと疑う必要が有る。

 日本人は一度立ち止まって、伝統的価値観のなんたるかを学び、以て、欧米的な価値観と比較して、その礼賛を前提とした価値観を脱するべきである。 その為の歴史教育の見直しこそ、日本人の在るべき姿を知り、先人の社会の善化に向かう志を理解する事に繋がると思う。

安倍さんは国連改革も考えておられるように感じるが、厚生国家を考えれば、立ち処に、無理な事が判る。 彼らは決して「弱いモノの味方」などしないからだ
Posted by ナポレオンン・ソロ at 2015年10月30日 09:34
ソロさん、こんにちは。

身も蓋もないことですが、やはり日本は舐められているのだと思います。「怒るべき時に怒らない」から、中韓のみならず欧米も、自らのモラルの無さを棚に上げて批判する。そう感じざるを得ない局面が多すぎます。

>彼らは決して「弱いモノの味方」などしないからだ

そこはポイントですね。日本の為政者は、いや国民もみな、真正面から受け止めるべき現実です。
Posted by 三四郎 at 2015年10月31日 17:11
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