2015年12月19日

阿吽の愚

産経新聞前ソウル支局長に韓国司法が無罪判決を出した。この件、「日韓関係に配慮するよう」韓国外務省が韓国の裁判所に要請していたという。何とも出鱈目な話だ。

そもそも韓国メディアの記事をソースにしていながらそちらはお咎めなしで、日本の保守的メディアのみをターゲットにするという極めて政治的、というより恣意的な告訴である。韓国のしていることはマッチポンプというにも足りない、「言いがかりをひっこめてやるから関係をよくしろ」というヤクザレベルのものでしかない。

そんなことを承知の上か、相変わらず自民党内の韓国利権議員たちは「これを機に関係改善を」と蠢動しているようだ(読売電子版)

>日本と韓国が国交を正常化した1965年の日韓基本条約発効から、18日で50年を迎えた
>韓国の朴槿恵大統領への名誉毀損罪に問われた産経新聞前ソウル支局長に無罪判決が出たことを受け、関係改善に期待感が高まっているが、慰安婦問題などの根深い対立の解消は容易ではなさそうだ
>菅官房長官は18日の記者会見で、「この50年間、両国の対話と交流、協力は飛躍的に発展してきた。今後とも未来志向、重層的な関係を構築すべく、両国で努力していく」と強調した
自民党内では無罪判決を慰安婦問題や韓国人元徴用工の訴訟問題などの打開に結びつけるべきだとの意見が出ている。二階総務会長は記者会見で、「韓国が良識ある判断をしたので、日本もそれ相応の対応をすることが大事だ」と述べた


「無罪判決が出たことを受け、関係改善に期待感が高まっている」とはいったい誰の間で高まっているのか、主語がないから分からない。少なくとも道理を弁えた普通の日本人なら、裁判は裁判、外交は外交と切り離すべきで、こんなことで「外交取引」などすべきではないと思うだろう。そもそもが冒頭述べた通りの出鱈目告訴なのだから。

それに引き換え二階氏など自民党内の親韓議員の反応は韓国政府との「阿吽の呼吸」に見える。やはりこやつら、取引前提の裏工作に勤しんでいたに違いない。分かりやすすぎていっそ愚かしい。

こんな道理に合わない売国議員の地元選挙民は覚醒と猛省と行動を促したい。
posted by 三四郎 at 12:57| 千葉 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
韓国が昨年〜今年にかけて世界に向けて発信した、自国の恥の代表が、「セヲル号事件」と、「産経新聞ソウル支局長逮捕拘束事件」そして「靖国神社爆破事件」でしょう。 他にも、自国民の生命を危機に陥れる事件や事故はあったのですが、セヲル号事件程、韓国社会の汚物を世界に見せびらかす結果になった事件はありません。

 そのインパクトは、韓国国民にもかなり深刻に伝わっている様で、「産経新聞ソウル支局長逮捕拘束」の事案は、その事件の処理を巡るクネ大統領の「謎の7時間」を朝鮮日報がスキャンダラスに取り上げたもので、産経新聞はその引用記事を書いたに過ぎないのだが、元記事を書いた交戦日報には何のお咎めもない一方で、加藤支局長は1年以上もこの事件に張り付かされていたのですし、今回の無罪判決も、国際的批判を躱す目的が見え見え、是を、二階のように「韓国の譲歩」と言い募る日本の国会議員は、明らかに韓国に屈膝叩頭している。

 国会議員足るもの、国民の支持を受けてこその立場なのだから、此の議員が所属している政党は、二階のほかにも議員名を明らかにして、次回の選挙に臨むべきだと思うのは私だけだろうか。 

 言っておくが、是は韓国が顕かに「日本人だから」加藤支局長を逮捕拘束した事への報復ではない。 報道は世界何処でも、原則、政治事情から自由であるべきだから、飽く迄、今回の事案で韓国が見せた言論封殺の措置である不当逮捕〜拘束の措置に抗議すべきで、日本の国民の利益や生命を守る立場の国会議員の立場にあって、無罪判決に感謝する話にはならない。

 「大統領侮辱罪に問う」というのなら、元記事を書いた朝鮮日報の記者こそその主犯である事は明白、予め逮捕拘束されていなくては、筋が通るまい。 そして、其の上で初めて、侮辱罪に当たるのか否かを現実を精査した上で、判決を下すべきだろう。 その辺り、韓国民が有耶無耶にしてよい話なら、韓国司法が世界注視の中、亦その自ら地位を貶めただけの話に終わる。

 日本はこの件を絶対に有耶無耶で終わらせてはならない。 この件で声を上げないマスコミは以後、譬え自らへの言論弾圧だの、報道や表現の自由の侵害を主張する際には、必ず、今回の事件での沈黙の釈明をしなくてはなるまい。 
Posted by ナポレオン・ソロ at 2015年12月20日 17:18
加藤支局長の記者会見だと、無罪判決を述べる席の冒頭で、「韓国外務省から考慮するようにという要請があった」と判事が述べており、どうも韓国司法の言い分は、まるで司法判断として無罪にしたのではなく外務省の要請があったので仕方なく無罪判決にした≠ニ聴こえるように細工をしていたかのようで、非常に言い訳がましいんですよね。

その他にもアメリカからの要請があっただのなんだのと、やはり、非常にイライラさせられる騒動で…。

二階氏ら親韓日本陣営が「結果として良かったでしょう?」のような態度であることを考慮すると、全然、スッキリとしないんですよね。
Posted by メロンぱんち at 2015年12月23日 11:32
ソロさん、こんばんは。

この件について抗議してきた日本メディアは、当事者の産経新聞だけというのも奇怪至極ですよね。抗議どころか、これほどあからさまで恣意的な報道および人権弾圧に対してほぼ「音無」です。

日本メディアの異常性も同時に浮き彫りになったというべきでしょう。
Posted by 三四郎 at 2015年12月23日 18:36
メロンぱんちさん、こんばんは。

もうほんとに「いやいやながら」という感じが滲み出てますよね。それも普通なら公式には認められないような言い訳を並べ立ててばかり。

こんな国にも、またそれを擁護する日本の議員たちにも、ホントうんざりです。
Posted by 三四郎 at 2015年12月23日 18:39
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