2015年12月31日

遊びは終わりだ

慌ただしい年の瀬、最後の記事になりそうだが、やはり「従軍慰安婦問題」に関する話題になってしまった。

今回の日韓合意を受け、米国は同国内の「韓国系市民団体」に「治癒と和解を促す重要な意思表示」とするため「慰安婦像」設置などの活動を自制するよう求めたという(読売電子版)

米国務省のトナー副報道官は29日の定例記者会見で、慰安婦問題を巡る日韓合意に関して「この合意の成功には市民社会の支持が欠かせない」と述べ、米国内の民間活動団体(NGO)などに慰安婦問題の最終解決へ向けた支持を呼び掛けた
韓国系市民団体が全米各地で慰安婦像の設置を進めていることを念頭に、活動の自制を求めたものだ
>トナー氏は「米国内を含めて、当事者以外も、この合意とその完全な履行を支持してほしい。それが治癒と和解を促す重要な意思表示になると信じている」とも述べ、日韓の関係改善へ向けて合意の着実な履行を望む立場を強調した
米国では2007年に下院が慰安婦問題で日本に公式謝罪を求める決議案を採択し、その後、慰安婦像の設置など韓国系市民団体の活動がさらに活発化した


米国はこれまでこの問題をほぼ傍観してきた。その間、国内各所に「慰安婦像」が建てられ、あるいはマイク・ホンダ議員のごとく公職にあるものが特定国に加担し「日本の蛮行」として喧伝、拡大していった経緯を見る限り、米国は放置を通して間接的な支援をしていたとさえ俺は思っている。

それをいまさら、表向き「対中政策のため同盟国間の結束」云々というが、実際自国にもキナ臭い雰囲気が漂うに及びようやく重い腰を上げたというところか。まさに「よくいうよ」といいたい。

それでも米国が公式に自制を促した意味は大きい。成り行きを見守ろうと思う。ただし相手は中国系とタッグを組んだプロ市民団体である。「自由、人権」を標榜する米国としてどこまで本気で指導力を発揮できるかは未知数であり、はなはだ疑問でもある。

今回の件では、韓国世論ばかりでなく日本の保守派の評価も割れているようだ。

確かに文書化されていないとは言え、公の場で両国の外相が「不可逆的解決」とする声明を出している。常識的に「後出しじゃんけん外交」はできない。

それでもあの国には政権が変わるたびに手のひら返しをされてきた。過去は公式声明さえ表面に出なかったことを思えば、今回は一定の拘束力があるとは思う。

しかし三権が国民感情、世論に阿る国柄である。しかも相手はこれまで散々「甘え」が通じた日本だ。日本大使館前の「慰安婦像」の撤去・移設に国民の7割弱が反対しているなかで、どのような手段、言い訳を弄して日本に責任を転嫁し、合意の不履行をしてくるか知れたものではない。

そのとき日本政府が毅然としてこれを要求することができるか。おそらく韓国側は今回の合意の裏に経済協力を中心とした「10億円以外」の「見返り」を求めてきているだろう。その「見返り」を後先見ずに与えてしまい、結局騙され損になることのないようにしてほしい。

日韓間には「慰安婦問題」以外にも多くの問題、課題が山積している。特に長年不法占拠されている竹島問題は真の友好国になるには絶対に解決しなければならない。また科学的根拠もなく「放射能汚染」のレッテルを貼り、日本産水産物の輸入制限をしている問題は金額の問題ではなく国際的なイメージ毀損という意味で緊急に解決されねばならない。

日本政府は何とか「慰安婦カード」を温存しようと画策しつつ「実」を取り続けたい韓国に対し「もう遊びは終わりだ」と知らしめねばならない。それが本当にできるかどうかを見極めたい保守派は少なくないと俺は思う。

     **********

さて、今年も一年皆様にはお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。皆様とともに一年を終えられましたことを感謝申し上げつつ、今年最後の記事とさせていただきます。よいお年をお迎えください。
posted by 三四郎 at 11:11| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 米国内に動きが出て来る事は、予想出来た事ですし、米国内の移民同士の小競り合いや子供レベルの差別合戦の終息には好材料かもしれません。 ですが、重要なのは、韓国との断交に至る道を持続する事であり、以後も助けない、教えない、関わらないの三原則を守り、国内の除鮮を進めて行く事でしょう。 日本人は決して朝鮮人の再教育を考える/企図するべきではないのです。

 聞いたら吃驚する事ですが、「朝鮮人は、日本人よりも道徳的に常に高い立場を与えられている」と信じているワケで、日本人に教育される等信じ難い事なのです。

 彼らは、物事の本質には全く関心が無く、只管、勝ち負け、上下の別しか興味が無いのですから、矯正不可能なのです。従い、良き日韓関係などあり得ない。

 こういう国とは、将来の断行を目指して、一つでも接点を減らして行くのが、蓋し正しいと私は思います。

 本年も書き込みさせていただきありがとうございました。 来年も三四郎さんの切り込み鋭いブログ楽しみにしております。 良いお年をお迎えください。 
Posted by ナポレオン・ソロ at 2015年12月31日 14:39
ソロさん、こんばんは。

>こういう国とは、将来の断行を目指して、一つでも接点を減らして行くのが、蓋し正しいと私は思います

全く同感です。今回の合意を機に韓国を政治的道義的に追い詰め断交に至れば日本にとっては最良のシナリオといえます。

>本年も書き込みさせていただきありがとうございました。 来年も三四郎さんの切り込み鋭いブログ楽しみにしております。 良いお年をお迎えください

こちらこそ拙いブログにコメントいただき感謝しております。来年もよろしくお願いします。

良いお年を。
Posted by 三四郎 at 2015年12月31日 23:10
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