2016年06月17日

では提訴せよ

5年前の福島第一原発事故で、当事の民主党政権から東電に対し「『炉心溶融』の言葉を絶対に使うな」という圧力がかけられ、結果、事実の公表が遅れたとの第三者委員会報告がなされた(読売電子版)

>東京電力福島第一原子力発電所の炉心溶融(メルトダウン)の公表が遅れた問題で、東電の第三者検証委員会は16日、清水正孝社長(当時)の指示が公表の遅れに大きく影響したと認定した
>そのうえで「意図的な情報隠蔽は確認できなかった」(田中康久委員長)と結論づけた
>第三者委は、政府の事故調査報告書の内容などを基に、東電本店と福島第一原発をつなぐ社内テレビ会議でのやりとりや、社内文書を調査東電社員とOBの計60人を対象に聞き取りを行った。その結果、清水氏が「官邸からの指示により、この言葉(炉心溶融)は使わないように」と武藤栄副社長(当時)に指示したことを認定した
>一方、第三者委は、官邸に呼ばれていた東電関係者のうち、清水氏一人が官房長官室に入ったとしながら、清水氏の記憶が曖昧だったため、具体的なやり取りの内容は確認できていない
以下略


これに対して民進党の枝野氏は当事者だけに俄然反応し、「極めて不適切」「名誉棄損」そして「この時期にかんな報告書を公表するのは選挙妨害」と口を極めて非難している。そして「法的措置も辞さない」としているらしい。

それなら「法的措置」とやらに訴えていただこう。TVでは当時のニュースビデオで東電社員が清水社長に「この言葉は絶対使わないよう指示があった」という囁きの場面がしっかり残っている。それはどんな言葉で誰が指示したのか、東電も時の政権関係者も説明する責任があるはずだ。

枝野氏は「捜査協力も受けていない一方的なもの」と言う。ではこの際、公判においてすべてを明らかにすることに依存はあるまい。多くの国民もそれを望んでいるはずだ。あの日あの時、本当は何があったのか、何ゆえに、日本はかくも大きな負債を背負わねばならなかったのか。日本国民はそれを知る権利がある。
posted by 三四郎 at 20:49| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 この問題は、枝野が反応している様に、重い問題だと思う。 何故なら「炉心溶融=メルトダゥン」は、直ぐにチャイナシンドロームを連想させ、マスコミが飛びつきパニックになる可能性が大だからだ、その事を懼れて、指示を出したものと斟酌するが、ならば、そう言う風に説明すればよいではないか。

 当時、事態を預かって居たのは、現場の状況が詳らかに報告される首相官邸であり、炉心溶融が起こって居ても、その規模がどれ程なのかが、判定できない状況では、上記の判断も姑息ではあるが、選択肢の一つではある。そう胸を張って言えばよい。

 それを慌てて、「言って居ない。」更には、「選挙妨害だ」とは、愛想が尽きる。その慌てぶりから、明らかに原発事故の話は、「寝耳に水」、j自分は、既に当事者ではない、と決め込んで居た様に見える。

 云って居ないのなら、現場管理の重い責任は、一体、誰が背負って居たのか、何故、首相官邸に指揮権を集めたのか、と言う疑問が湧出する。 枝野は、部外者だったとでもいうのか?

 メルトダゥンの原因になったのは、補機系の電源ロスと水素爆発だが、震災に拠る電源ロスの方より、明らかに水素爆発の方が原因としては大きい。 是が起きたのは、首相官邸(菅首相と枝野)による、放蒸弁解放禁止が原因だった事を考えれば、枝野は、今でも立派な当事者の筈。

 お前の無責任さの方が、よっぽど選挙妨害にならないか?
Posted by ナポレオン・ソロ at 2016年06月19日 05:45
ソロさん、おはようございます。

仰る通りだと思います。きちんとした理由があって圧力をかけたのなら、それもまた政治ですから堂々と主張すればいい。その結果責任をしっかり受け止めればいいのです。

こういう誤魔化しや逃げをしているうちは、政権に復帰できるはずがありません。
Posted by 三四郎 at 2016年06月19日 09:50
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