2016年10月29日

したたかな「新世界のおっちゃん」

フィリピンのドゥテルテ大統領が日本からの帰途、「神のお告げ」を受けて「今後は暴言を止める」と言ったとか(@niftyニュース/時事)

>フィリピンのドゥテルテ大統領は27日、国際的に物議を醸している自身の暴言について「今後はやめると約束する」と述べた。神のお告げがあったのが理由という。日本から帰国した際、南部ダバオの空港で記者団に語った
>ドゥテルテ氏は日本からの帰途、機内で空を眺めていたら突然声が聞こえ、「ののしるのをやめないとこの飛行機を落とす」と警告されたと説明。「誰なんだと聞いたら『神だ』と言われた。だからもうしない」と話した
>ただ、記者から欧米への暴言もやめるのかと聞かれると、「タイミングによる」とはぐらかした


あんたは真昼間から一杯ひっかけて新世界を徘徊しているおっちゃんか。

最近は米国のトランプ氏のような歯に衣着せぬ、というかほぼ「暴言」レベルの発言に慣れているせいか、この御仁の暴言、迷言も気にならなくなっていたが、さすがに「神のお告げ」にはぶっ飛んだ。

中国に行って擦り寄る姿勢を見せたかと思うと、日本にきて過去の支援を謝しその立場を尊重するような言動をする。「米国嫌い」は一貫しているようだが、「変幻自在」とも見える外交姿勢は小国のリーダーとして精一杯の虚勢なのかもしれないし、深慮遠謀に満ちた計算づくのことかもしれない。

とにかくこの御仁、何とも掴みどころがない。記事の最後はまるで漫才の「オチ」みたいだ。ご本人が言うようにフィリピンの尊厳を貫いて日米中を利用していくのか、それともただの「酔っ払いの元市長」で終わるのか。いろいろな意味で目が離せない御仁ではある。
posted by 三四郎 at 14:04| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 この御仁はその暴言というか言いたい放題で、色々毀誉褒貶の激しい人であるとは思いますが、やって居る事は、概ね賛同する他は無いように思います。 総人口1億に満たない国で、300万人もの麻薬常用者や売人が集団になって居るのを改革しようとすれば、生温い事をやって居ては、公職にあるものから真っ先に篭絡され、個々にバラバラにされた処で、各個撃破されるのがオチでしょう。 先日ボリビアの刑務所の話がありましたが、ハッキリ言って、「モゥ、どうしようもない」と言う感じでした。 奇しくも「800人余りの収容容量の刑務所に3千人」と言う収監状況は同じでしたが、ボリビアが囚人の自治に任せているのに対し、フィリピンはポイント制を布いて、早期出所を奨励して居ましたね。

 ボリビアで、フィリピンでも共通して足りないモノは、ちゃんと働いてお金を稼げそれで、一家が、子供や妻を養い、子供に教育を受けさせられるシステムである事は、顕かですがら、米国の様に、自分達の社会の基準でしかない「人権」と言う物指しダケで善悪を決めて良いものか、人権と言う錦の御旗を唯振りかざして、ドゥトルテを悪人扱いしているオバマの偏狭な正義感だけが目立ってはいまいか?

 現在の欧米に横溢している、左翼系の「価値観」は、白人文明でも理想に走り過ぎて居て、
ローカリズムが勃興する原因にもなって居ると思う、現実を忘れて、白人文明の理想だけを追う政治は、有色人国家の生存権を無視して、追い詰める事で、逆に、世界を破滅に向かわせるダケなのは、大戦争は、米国民主党が政権を取って居る時にこそ多い事で分ると思う。

 麻薬犯罪を追放する為に、4000人もの人を殺した事の身を取り上げる欧米中心のマスコミは、では、戦争になった場合、死人の単位が2つくらい上がる事を認識するべきだ。
Posted by ナポレオン。ソロ at 2016年10月29日 15:07
ソロさん、こんにちは。

麻薬犯罪が蔓延する背景には度し難い貧困という現実があると思います。その素地を作ったのは欧米白人国家であるという自覚を持っていれば、ドゥテルテ氏の言動や政策を一方的に非難できないはずです。欧米はそれすら無自覚なほど罪深いということですね。
Posted by 三四郎 at 2016年10月30日 16:41
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