2017年05月14日

対米瀬戸際外交

北朝鮮が今朝、新たにミサイルを一発発射したようだ(@niftyニュース/読売)

北朝鮮は14日午前5時28分頃、同国北西部・平安北道ピョンアンプクト亀城クソン付近から東北東方向に弾道ミサイルを発射した
>ミサイルは約30分間、約800キロ・メートル飛行し、朝鮮半島の東約400キロ・メートルの日本海に落下した。弾道ミサイルの発射は、北朝鮮との対話を重視する韓国の文在寅ムンジェイン大統領が10日に就任してから初めて
>菅官房長官は14日朝、2度にわたって記者会見し、ミサイルが落下したのは、日本の排他的経済水域(EEZ)の外側とみられ、航空機や船舶への被害は確認されていないと発表した。ミサイルの飛行時間が従来より長かったことに関し、稲田防衛相は記者団に、ミサイルの高度が初めて約2000キロ・メートルを超えたと推定され、新型ミサイルの可能性があると述べた
>安倍首相は、〈1〉情報収集・分析に全力を挙げ、国民に迅速・的確な情報提供を行う〈2〉航空機や船舶の安全確認を徹底する〈3〉不測の事態に備え万全の態勢を取る――ことを指示。さらに、首相官邸で開いた国家安全保障会議(NSC)で国際社会と連携して対応するよう求めた。政府は、北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重抗議した
>首相は14日、首相官邸で記者団に対し、「断じて容認できない。度重なる北朝鮮のミサイル発射は我が国に対する重大な脅威であり、国連の安全保障理事会決議に明確に違反する」と述べた
>北朝鮮は昨年、2度の核実験を行ったほか、今年に入っても弾道ミサイル発射を繰り返している。政府は昨年8月から自衛隊に破壊措置命令を発令して警戒監視を続けているが、今回、ミサイルが日本に飛来する可能性がないと判断し、迎撃措置はとらず、全国瞬時警報システム「Jアラート」は使用しなかった


今回のミサイルは飛行時間の長さから「ICBM」ではないかという見方があるようだ。とすればメッセージを送る相手は米国になる。

韓国の大統領も予定通り最も親北派の文氏に決まり、しかも組閣中であって米国との連携にも迅速さ徹底さを欠くであろうという読みもあったかもしれない。

どのみち北朝鮮の本当の脅威は米国しかなく、何とか米国を直接交渉の席につかせ、体制の保証と最大限の経済支援を引き出すのが狙いでしかない。

こんな瀬戸際外交で望む果実が得られると本当に思っているのかは定かではないが、嘘か真実か「米中日露韓の5か国が毎年6兆円づつ、10年間つまり300兆円を無償で支援すれば、核開発を止めてやってもいい」とトンデモな要求を中国に対して持ち出したというニュースもある

こうなるともはや「居直り強盗」である。朝鮮半島の動乱は日本にとっても極めて危険な状態を引き起こすことになるが、一方でいつまでこのような無法国家、ならず者集団を放置し、これに振り回されなければならないのかという不安や不満も日本国民として当然持っている。

日曜の朝から厄介な隣人のおかげで寝覚めが悪いことおびただしい限りだ。
posted by 三四郎 at 11:49| 千葉 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北朝鮮の戦略といいますか、先代と比べても、瀬戸際を抑えるどころか、加速化している感じですね。正恩は誰と戦っているのでしょうか。テポドン2などの既存のミサイルの迎撃であれば、日本も自衛隊の前線が処理する事でしょう。アメリカがトランプになってから、正恩はやりやすくなった感もありますね。

共産主義は、内部に潜伏して西側陣営の中から、平和的な政治運動を起こして、改革を進め、それが、日本の左翼の現状をもたらした理由だと思います。そして、アメリカとの直接対決や、冷戦の再来を回避する中共の戦略も妥協を基本としていると思います。ソ連は、軍事大国を目指して、経済力を破綻させました。今の北朝鮮も同じ轍を踏んでいるのではないでしょうか。
Posted by 隆 at 2017年05月16日 19:00
隆さん、こんにちは。

>先代と比べても、瀬戸際を抑えるどころか、加速化している感じ

指導者の「若さ」ゆえの「未熟さ」ですかね。金正恩という人間は馬●なのか強かなのか分からなくなることがあります。

確かなことは「裸の王様」であることくらいでしょうか。
Posted by 三四郎 at 2017年05月20日 14:08
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