2017年08月19日

歴史隠滅

米国南部で起きた人種間対立を淵源とする暴動によって、俄かに「負の歴史の遺物」を撤去しようという動きが活発化しているように見える。

しかし米国民の6割以上、アフリカ系米国人に限っても4割以上かつ撤去賛成派を上回る人々が「そのまま残すべき」と考えているようだ(AFP日本語電子版)

>米バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で白人至上主義者らと反人種主義を掲げたデモ隊が衝突するきっかけにもなった南北戦争(American Civil War)の南軍の英雄像などの撤去について、米国民の約6割が「そのまま残すべき」と回答したことが、17日に発表された米世論調査で明らかになった
>米国では、奴隷制度を擁護した南部連合(Confederate States of America)をたたえる記念碑や像が各地で次々と撤去されている。シャーロッツビルで死傷者を出した衝突は、南軍総司令官ロバート・E・リー(Robert E. Lee)将軍の像の撤去計画に反対する白人集会で起きた
>だが、米公共ラジオ局NPRと公共放送PBSのニュース番組「ニュースアワー(NewsHour)」、世論調査機関「Marist Poll」が全米1125人を対象に合同で行った調査によると、南部連合を象徴する歴史記念物を撤去すべきかとの質問に、そのまま残すべきと答えた人は回答者の62%に上った
>一方、撤去すべきと答えたのは27%にとどまった。ただし、回答者をアフリカ系米国人に限定すると、そのままにすべきとの回答は44%で、40%が撤去すべきと答えた
>米国には南部の州を中心に、南部連合に関係したモニュメントが約1500あり、そのほか関連した名称がついた道路や学校、公共施設が数多くある。多くはリー将軍や連合国大統領のジェファーソン・デービス(Jefferson Davis)、ストーンウォール・ジャクソン(Stonewall Jackson)将軍らをたたえている
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はこうしたモニュメントの撤去について、米国の歴史と文化が「引き裂かれている」との見解を示している


意外にも米国民は冷静だと感じた。モニュメントを撤去、破壊しても歴史が変わるわけではない。むしろ「負の遺産」であれば尚更、後世の人間がこれを省察する機会を奪うことになるのではないか。モニュメントは所詮モニュメントであり、それを意味付けするのは常に生きている人間だ。

しかし言うまでもなく、虚偽や捏造に基づくものであってはならない。ある意思をもって政治的主張を込めた「記念碑」や「像」をつくりたいのであれば、その築造は公共の場ではなく私有地に限るべきだ。

だがもし南軍の記念碑が特定の国家や民族を標的にしたフェイク報道や捏造によるものではなく、そこに歴史を利用しようという政治的意図が込められたものではないとすれば、破壊や撤去は米国の分裂を推進する以上の効果はもたらさないであろう。
posted by 三四郎 at 17:14| 千葉 🌁| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

永久循環

日韓間の諸問題は、解決したかに見えると政権交代によって解釈が変わりゴールが動かされ、再び問題化する。今度は「徴用工問題」で文大統領が「個人の賠償請求権は消えていない」と日韓基本条約を骨抜きにする見解を示したようだ(@niftyニュース/TBS)

>日本の植民地時代に動員された「徴用工」の問題をめぐって、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がこれまでの政権の立場を変え、「元・徴用工が個人で日本に賠償を求める権利は残っている」との考えを示しました
>「民事的な権利が残っているというのが憲法裁判所や最高裁の判例だ。政府はそのような立場で過去の問題に向き合っています」(韓国 文在寅大統領)
>文在寅大統領は17日、行政トップとして初めて徴用工問題が「未解決」との立場を表明しました。韓国では「徴用工」への賠償について盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が「解決済み」としていましたが、2012年に最高裁が「個人の請求権は消滅していない」とし、行政と司法の立場が分かれていました
>文大統領による政府の方針転換で、徴用工問題が今後の日韓関係にさらに大きな影響を与えることになりそうです


まあ法理より情緒が優先する国だからいまさら驚くようなことでもない。しかし基本的な話として、政権が変わるたびに条約や合意の解釈が変わるような国は信用できない。

言っても無駄なようだが、「徴用工」も「慰安婦」も国家間の条約、合意により当事国同士として解決済みなのだ。今日の賠償云々は一義的に韓国政府の責任において処理すべきものだ。

確かに韓国人が日本政府や企業を訴える自由はあるがそこまでの話だ。韓国の国内法を超えた問題であり通常なら門前払いされて然るべきものだろう。

韓国司法は「法より情」「民意優先」の判断をする傾向がある。行政府の長たる大統領もまた、自ら一度決めた方針を「民意に沿って」捻じ曲げる。やはりこんな国と未来を共有などできない。
posted by 三四郎 at 11:19| 千葉 🌁| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月15日

既視感覚

「被害者コスプレ」−加害者もしくは先に恫喝などで加害意思を示していた方であるはずのものが、いつの間にか被害者もしくは脅されて「正当防衛」を主張する側に成り代わる。

例えば韓国に蔓延っている「旭日旗批判」。サッカー日韓戦で韓国選手が日本選手、サポーターに向けて猿の真似をして「人種差別的」「特定国民への蔑視」と批判された問題がある。

自らが批判される側になるや、その原因を必死で捏造し主客転倒させて責任を転嫁する。どうもこれはあの忌まわしい半島にある国に共通するようで、核・ミサイル問題で挑発と実射を繰り返し、極東アジアの緊張を高めている張本人である北朝鮮が、今後の展開は「アメリカの出方次第」と嘯いているらしい(@nifty/TBS)

>北朝鮮の国営メディアは15日朝、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の動静を15日ぶりに伝え、朝鮮人民軍戦略軍司令部でグアム包囲射撃案の報告を受け、「アメリカの動静を見守る」と述べたと伝えました。
>朝鮮中央通信は金党委員長が14日、朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察し、グアム包囲射撃案について、戦略軍の金洛兼(キム・ラッキョム)司令官から報告を受け、長時間協議したと報じました
>写真には「戦略軍火力打撃計画」と書かれた図面を見る金党委員長の姿が写っています。この中で、金党委員長は「アメリカが妄動を続ければ重大な決断を下すだろう」と威嚇する一方で、「苦しい時間を過ごす愚かなアメリカの動静をもう少し見守る」と語ったとしています
>金党委員長が視察した戦略軍指令部は、今月9日、中距離弾道ミサイル「火星12型」でグアム島周辺への包囲射撃を断行するための作戦を8月中旬までに完成させ、金党委員長に報告するとの声明を出していました


外交における挑発とはこのようにするものか、と妙に感心すると同時に、「責任」というボールを常に相手に投げつけ、自らは受動的立場にすり替わり条件闘争に持ち込むという駆け引きをさせたら、あの半島国民は一流だと思った。

このニュースに影響されて「米国は北朝鮮を刺激するな」「アベは危機を煽るな」という輩が必ずいようが、そもそも元凶が誰なのか、それに対して我々はどうすべきなのかを見誤ってはなるまい。
posted by 三四郎 at 12:18| 千葉 ☔| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

日本人除

韓国人は本気で「日本人除け」をしたいらしい。醜悪な反日捏造史の象徴「従軍慰安婦像」に続き「徴用工像」がソウル中心部にできたらしい(時事電子版)

太平洋戦争中、朝鮮半島から徴用された労働者を象徴する像(高さ約2メートル)が12日、韓国ソウル中心部の竜山駅前に設置され、除幕式が行われた
>日本の植民地支配当時、竜山駅は徴用された労働者らの集結地で、韓国労働組合の二大中央組織、韓国労働組合総連盟(韓国労総)と全国民主労働組合総連盟(民主労総)が中心となり、「過酷な歴史の現場だ」として設置計画を進めてきた。韓国労総の金周暎委員長はあいさつで、「日帝(日本帝国主義)の実態を広く知らせ、今からでも日本政府の公式な認定と謝罪を受け、再びこのような悲劇的歴史が繰り返されないようにするためだ」と述べた


「慰安婦」も「徴用工」も日韓基本条約で解決済みの話である。戦後72年、日韓基本条約締結から半世紀以上を経たいまこれを蒸し返し、そのシンボルを日本人も多く訪れる首都の中心地に立てる意味はひとつ、強請集りが習い性となっている万年属国根性に根を持つ「弱者商法」「被害者ビジネス」の新手のプロモーションである。

「慰安婦問題」が賞味期限を迎え、「強制連行」を裏付けるどころか叩けば叩くほど実態は職業売春婦にすぎないことが曝け出される一方、朝鮮戦争時の「洋行主」やベトナム戦争時の蛮行、ライダイハン問題に頬かむりすることで主張の正当性、普遍性を失い「戦時下の女性の人権」という後付けの理屈さえ成立しなくなっている。そんな中で新たな「集りビジネス」として「徴用工」にたどりついたのだろう。近視眼的な発想ゆえに、歴史の時間スケールが見えていないというのもある。

一方で賞味期限切れの「慰安婦」ビジネスから撤退する気もなさそうで、今後新たに韓国全土で10体を増設する計画らしい(Record China)

>2017年8月11日、環球網は記事「韓国、新たに10体以上の慰安婦像を新設へ」を掲載した
>2015年末、韓国政府と日本政府はいわゆる慰安婦合意を交わしたが、その後も韓国国内では慰安婦像の新設が加速している。2017年3月までに韓国全土に73体もの慰安婦像が設置されている。さらに8月14日の日本軍「慰安婦」メモリアルデー、15日の光復節には新たに10体以上の慰安婦像が新設される
>慰安婦像は旧日本軍による暴行を忘れてはならないと訴えるものだが、韓国国内からは異論の声も上がっている。歴史を記憶する方法は銅像を造ることだけではない、像ばかりに固執するのは本末転倒ではないかとの批判だ。もっともこうした声は少数派のようで、慰安婦像の数は急激に増え続けている


売り上げ低迷気味の商材に梃入れをするという図だが、隣国が超大国とキナ臭いやり取りをしている最中にご苦労千万なことだ。

ある面、自らが言い出した捏造史に自らが囚われ引っ込みがつかなくなって自縄自縛になっている可能性もある。とすれば愚かにも哀れさを催さないではないが、普通の日本人からすれば不快極まりなく、嘘吐きで人を貶める輩に近づきたくなくなるのは情理の当然である。

これではっきりしているのは、韓国人は日本人を歓迎していない、来てほしくないということだ。であれば「人の嫌がることをしない」という精神に則り、韓国ファンの方々も韓国旅行を控えるのがお互いのためというものだろう。世界には「日本人歓迎」の国がいくらでもある。この夏休み、もっと広く世界を見渡してはいかがだろうか。
posted by 三四郎 at 09:44| 千葉 🌁| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

一触即発

北朝鮮による度重なるミサイル発射。それは挑発から恫喝の域に入ってきた。

北朝鮮がグアム島に向けてミサイルを発射するといえば、米トランプ大統領は「誰も見たこともない攻撃」「後悔する」と、まるで同レベルの子供の喧嘩じみた言葉の応酬を続けている。

しかしさすがの米国も、グアムという基地を有する米国領周辺にミサイルを撃ち込まれては何もしないわけにはいくまい。そこまでされて「自制」を続けていれば北朝鮮はますます増長し、米国の権威はますます失墜する。これは一人米国にとって不利益なだけではなく国際秩序の崩壊につながる。

確かに米朝開戦となれば日本も無傷ではすまない。弾道ミサイルによって国内各所の在日米軍基地だけでなく、人口密集地や原発など日本のアキレス腱を突くことで、「平和日本」の「厭戦気分」を喚起し反米感情を高めて国際世論を米国から離反させようという狙いも出てくるであろう。その時は国内サヨク界隈がその先兵に立つはずだ。

中露は「双方に自重を」などと言っているようだが、北朝鮮という狂犬を自らの都合で飼いならし利用してきた手合いである。彼らの言動は信用できない。もし中露にして極東の平和と安定を望むのであれば、金体制という狂気の集団に物心両面での圧力をかけ続け、体制崩壊まで求めずとも抜本的な改革を促す行動を強力にとっていたはずだ。

翻って我が日本にも北朝鮮を今日ここまで増長させてきた責任がある。在日朝鮮人を一般の外国人という枠を超えて特別扱いし、パチンコ利権を放置して直接間接に彼らを肥やし支援してきた結果の今日だ。

この期に及んでサヨク界隈、マスゴミ各社は「加計・森友・日報」で反安倍行動を引きずり、新たな大臣の失言探しに躍起となっている。朝鮮総連前で「平和デモ」をするわけでもなく、中国大使館に「支援やめろ」と抗議するでもない。余程の「平和ボケ」か「確信的工作員」かのどちらかであろう。

まさに内憂外患、日本国民はいい加減に覚悟を問われていると自覚すべきだ。
posted by 三四郎 at 07:54| 千葉 ☁| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする