2017年07月02日

ご都合主義

韓国の文大統領が訪米したようだがその成果に見るべきものはなく、意義そのものに疑問符が付くような内容だったらしい(Yahoo/朝日電子版)

>訪米中の文在寅(ムンジェイン)韓国大統領は1日午前(日本時間同日深夜)、トランプ米大統領が再交渉を求めた米韓自由貿易協定(FTA)について「首脳会談で韓米FTAの効果を調査するよう逆提案した。トランプ氏は満足できなかったのか、別途、再交渉の話をした。合意外の話だ」と語り、再交渉に応じない考えを強調した。ワシントンで韓国記者団に語った
>米韓で考えに食い違いが出ている北朝鮮との対話の条件について「現段階で特定しないことが賢明だ」と語った。文氏によれば、トランプ氏は「変化する情勢の中では感覚で判断するしかない」と語ったという。文氏は「核問題の解決のため、日本との協力は避けられない」とも語った
>米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)の韓国配備を巡る環境影響調査について「(米側に)THAAD配備の撤回が念頭にあるのではとの疑心があった」と指摘。文氏は「その意図はない」と説明し、米側も「当然の措置だ」と納得したという。文氏は「THAAD配備問題は、共同声明に盛り込むほどの内容ではなかった」と強調した


この記事を読む限り、同盟国同士の結束の確認とか建設的な新しい協力関係の構築には至らなかったようで、むしろ同盟国としては異常ともいえる溝があらわになったものと感じる。

THAADの件など、要するに米国に対し何も言えなかったわけで、蝙蝠外交らしいといえばらしい。中国へ今後どう説明するのか、しないのかが注目される。

それにしても対日問題では「慰安婦」の件に見るように、しつこく「再交渉」の方向にもっていこうとするくせに、米韓FTA合意については再交渉を拒否するのだからご都合主義も甚だしい。彼の国をまともに相手にしたらその時点で負けだと改めて思う。
posted by 三四郎 at 18:46| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

胡散臭い同士

何を待っているのか、一向に発車しそうにないバス「AIIB」。中国は事あるごとに日本を敵視し、政治的にも経済的にも排日傾向を隠そうとしないが、AIIBに関してはいつまでも日本に対し「ドアを開きっぱなし」だ。

そこにきてこんどは投資格付会社なる胡散臭さ満点の会社が、このAIIBを「最高位」に認定したという。

確かに「参加」する国や地域は増えているようだが一向に資金も実績も積みあがっていない。「誰も肉を持ってこないバーベキューパーティー」とも揶揄されている。そんな機関に「最高位」である。麻生財務相は「興味なし」と一蹴したようだが、蓋し正しい認識というべきだ(時事電子版)

麻生太郎財務相は30日の閣議後記者会見で、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスから最高位の「Aaa(トリプルA)」の格付けを付与されたことについて、「興味はない」と述べた
>麻生氏はまた、同社が2002年に日本国債の格付けをアフリカのボツワナよりも引き下げたとして、「(ムーディーズは)その程度のところだと思っている」と強調した


そもそもこのムーディーズという格付会社自身の分析能力、信用能力は誰が評価するのだろうか。俺は投資の世界は素人だが何やら「言ったもん勝ち」の空気を感じてしまう。

そんな怪しい評価機関の格付けなどに振り回されるべきではない。AIIBがしたこと、すること、そのやり方を見てファクトに基づき判断していけばいいだけだ。

遠慮しないでさっさとバスを走らせろよ。
posted by 三四郎 at 14:39| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月30日

これが韓国だ

「慰安婦問題」に関する日韓合意を韓国側は何とか「なかったこと」にし再交渉に持ち込みたいようだ。そのために何かと理由をこじつけて、日本側が先に合意に反したということにしてその効力を停止したい思惑が露骨に見える。

しかし日本側には合意に関して一点の違反も曇りもない。韓国世論は「たかだか10億円で解決などできない」という意見が強いようだが、金額の多寡ではなく既に合意した以上は国内世論を納得させるか、せめてしっかり説明する責任は一義的に韓国政府が負わねばならない。これは既に韓国の国内問題なのだ。

しかし当の韓国政府は自らその責任から逃げ、世論に押され迎合する形で日本に責任を擦り付け、海外メディアにも得意の「告げ口」をまき散らしている有様だ。

特に「慰安婦像」の撤去については、日韓合意の象徴的な意味がある。ウィーン条約にも明らかに違反するこの像をどう扱うかで、韓国政府の誠意と責任、韓国社会の成熟度が問われることになる。

しかし現実は真逆だ。

ここにきて釜山市は「慰安婦像」を市の管理下に置くことを正式に決めた模様だ(時事電子版)

>韓国南東部・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題で、釜山市議会の本会議は30日、「市長は慰安婦被害者に関連した造形物、銅像などの設置、支援、管理事業を遂行できる」と規定する条項を盛り込んだ条例案を可決した
>条例は公布を経て8月中旬にも施行される。市が少女像を管理できるようになり、日本政府が求めている撤去は一段と難しくなりそうだ


条例制定に当たっては市当局の役人が諸悪の根源である「挺対協」側と協議していたらしい。これはもう確信犯というしかなく、市は始めから国家間の合意など無視するつもりだったわけだ。

以前、韓国政府は「慰安婦像」を民間が建てたものだから政府はどうしようもできない、などと意味不明の言い訳をしていたが、既に公的機関が管理する以上、その言い逃れは通用しない。

撤去努力どころか条例制定を黙認する韓国政府は日韓合意に明確に違反している。その上に開き直り再交渉を求めている。日本もとことん舐められたものだ。ここで毅然として約束の履行を求めないと日本も韓国と同類の「ぐだぐだ国家」として国際的信用を失うことになるだろう。
posted by 三四郎 at 12:49| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする